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2023年|良いホームページ制作会社の選び方

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    本記事では、ホームページ制作会社の選び方について記載しています。

    ホームページ制作会社の選び方

    そもそも、ホームページ制作会社の選び方ってあるの?

    ホームページ制作会社を選ぶとき、今見ているサイトが良い制作会社なのか見分けなければいけません。とはいえ、ホームページ制作の知識がない方が良し悪しを見分けることは非常に困難。特に初めてホームページを立ち上げようとされている方であれば、なおさら難しいと思います。

    そこで、ホームページ制作会社の選び方で第一歩は、まず御社目線で「制作会社へ何をして欲しいのか」を考えます。なぜなら、「良い」の定義はどのポイントを重要視するかで変わってくるからです。まず御社が何を求めているか明確にしておくと選ぶ際の基準となります

    検索で1つ2つ制作会社のホームページを見て、料金なのか、デザイン性なのか、サポートなのか、どこに重点を置くかを考えます。その指標をもって5~10社ほどホームページを確認すれば、おおよそ気に入ったサイトが絞られてきます。あとはその中から数社を選んで連絡を取るだけです。

    本ページでは、良いホームページ制作会社の選び方、重要視するポイント、その他確認ポイントなどをより深くご確認いただけます。

    ホームページ制作会社による、ホームページ制作会社の選び方?

    その前に、ホームページ制作会社によるホームページ制作会社の選び方を知りたくないですか?
    弊社がお客様としてホームページ制作会社を選ぶなら、下記の点を確認します。

    • 制作実績
    • 御用聞きにならない提案力

    制作会社によって制作実績の雰囲気は異なります。その中からいくつか雰囲気の良いサイトをピックアップします。
    また、連絡し、現状の問題を相談する中で、どれくらい提案力があるのか確認します。言ったことだけを行う場合も多いと思いますが、制作会社が御用聞きになると制作も運営もなかなかうまくいきません。意外と最重要かもしれません。

    正直、実績があってしっかり提案力がある制作会社なら、おのずと反響を出せているかなと思います。
    後はご予算や納期といったご希望に合わせて選びます。

    少し話が逸れましたが、それでは「ホームページ制作会社の選び方」について掘り下げていきます。

    重要視するポイントを明確にするために

    制作会社選びは御社が重要視するポイントを明確にしておくと円滑です。最低限の制作はできても、すべてが揃っている制作会社はなかなか少数。最も重要視するポイントをいくつかに絞り、対応可能かで見極めてください。

    ポイントとなる項目例

    制作に関するポイント

    デザイン性/SEO対策/スマホ対応/WordPressのカスタマイズ技術/情報更新をしやすい構造/Web化したときの裏側(コード)のきれいさ/制作体制/納期/独自の技術 など

    対応に関するポイント

    運営サポート体制/情報更新の円滑さ/コンサル力/反響を出せるか/Web広告の知識/MEO対策の知識/SNSの活用/印刷物の制作が可能 など

    費用に関するポイント

    初期費用が安い/月額が安い/お得なパックがある/分割支払いが可能/ビジネスクレジット契約ではない など

    信用に関するポイント

    実績数が多い/会社規模/運営年数が長い/口コミが良い/所在地が近い/代表の顔が見える など

    良いホームページ制作会社を見分けるには?

    良いホームページ制作会社の見分け方

    良いホームページ制作会社とは

    良い制作会社とは、あなたにとって最適なホームページ制作会社を指します。安さを求める方もいれば、デザイン性を重視する方やSEOで1位を取りたい方もいます。中には過去の経験から「安心できる制作会社と契約」が最重要で制作会社を探されている方もいらっしゃいます。

    こうした様々な項目の中から「よりご希望に合ったバランス」であれば「良いホームページ制作会社」となります。判断材料となる項目をピックアップしましたので、ホームページの内容や外部サイトの口コミを見ながら確認し、最後は実際にお問い合わせをしてご判断を。

    知っておいてほしい!「制作会社によって強みが異なる」

    実は、同じホームページ制作でも、制作会社によって強みや得意分野が違います

    得意分野は割安だったり、苦手分野は対応不可の場合もあり、できれば皆様のご希望と制作会社の強みが合っていることが望ましいです。さらに複数の強みを持つ制作会社であればなお良しです。

    強みを見分ける項目

    デザイン/SEO対策/WordPress/反響対策/システム開発/写真・動画撮影/動画制作/制作スピード/料金/コスパ/実績/サポート/マーケティング/SNS活用 などなど

    良いホームページ制作会社を選ぶ方法

    デザイン

    制作会社の公式ホームページ内に掲載されている制作実績を確認。数が少なければよいものだけを選んで掲載している可能性があるため、過去の制作実績からできるだけ多く確認できるほうがより参考となります。

    SEO対策

    ホームページ制作会社自体が「ホームページ制作 地域」の検索で上位に表示されているかがとても重要。「SEO対策を行っています」と言っても、制作会社の持つ知識量で結果が大きく異なります。特に営業を受けて制作会社と契約する場合は、必ず事前チェックをおすすめめします。

    企業方針

    様々なチェック項目があるように、ホームページ制作会社がどのような方針を取っていて、どんな強みや特徴があるかはそれぞれ異なります。しかし、意外と方針を掲載していないホームページも多くみられるため、代表あいさつや会社情報にきちんと掲載されているか確認を。

    信用度

    信用度は測るには口コミを見ることをおすすめします。Googleマイビジネス(検索結果に出てくる地図内)の評価がもっとも簡単に確認できます。現在のホームページ制作会社であればGoogleマイビジネスの評価が重要であることは知っていて当然なので、ここにより多くの口コミを集めていて、かつ高評価の会社がまずは第一。また、会社名で検索して外部の紹介サイトが多くヒットすれば、比較的認知度のある制作会社です。紹介サイト内の紹介文を確認すると、端的に評価がわかります。ただし、すべてをそのまま信じるのではなく、あくまで参考程度に

    料金掲載

    料金がホームページ内に明記されているかで相場観や見積体制がうっすらわかります。料金が高い場合や顧客によって料金が変動する場合はホームページに掲載しづらいと考えられます。もちろん、料金に見合った満足のいくホームページが手に入るのであれば問題ないのですが、なぜ掲載しないのか理由は知りたいところです。

    制作体制

    当社がかなり重要だと思うポイントとして、「社内制作体制」が挙げられます。意外と知られていないのですが、ホームページ制作会社の多くはフリーランスのWebデザイナーへ外注依頼をすることが多いです。場合によってはランサーズやクラウドワークスといったサイトでフリーランスの制作者を探す場合もあります。技術の高い制作者に当たればよいですが、近年は自宅でできる副業としてWeb制作が人気ですので、経験の浅い方が制作している可能性も大いにあります。

    制作者が変わると何が問題かというと、見えない部分に差が出るからです。デザインなど見た目でわかる部分は修正を入れることができますが、Web化したときの裏側のルールは知識を持った人でないとわかりません。「SEO対策が不十分で上位表示されない」や「情報更新をしずらく、都度大きなコストがかかる」など、後々影響が出てきます

    ※こうした問題を考慮して、当社はすべて社内制作を行っております。

    運営サポート

    ホームページは公開して終わりではなく、公開してから育てていくものです。特に、SEO対策で上位表示させながら反響を狙うことが目的のホームページであれば、公開後の情報更新は必須。そこで重要なのがサポート体制です。サポート体制が弱いと情報更新すらままならないケースが多々あります。制作者や運営オペレーターが十分確保できているのか、確保しておくこともおすすめします。

    Point!「御用聞き」のサポートは快適ではない

    「お客様が言った通りのことをしてくれる」は一見問題ないようにも思えますが、言われたことをするだけだと快適なホームページ運営はできません。提出した資料を使ってより反響につながるような掲載方法を考えてくれるホームページ制作会社が好ましいです。

    例えば、「メディアに取り上げられた情報を新着情報に掲載してほしい」と依頼した時に、

    • せっかくだからメイン画像にも掲載して目立つようにしませんか?
    • 別ページを作って詳しく紹介し、TOPページにはバナーを設置するのが良いです!
    • 画面の左下に常時アピールバナーを表示させて強調しましょう!
    • 過去のメディア掲載についてまとめたページを作るのはどうでしょう?
    • 取り上げられた商品やサービスのページを充実させたいので追加の資料をください!
    • 取り上げられた商品やサービスをTOPページで大きく紹介すべきです!
    • SNSやGoogleマイビジネスにも投稿してぜひアピールを。

    などなど、サイトの運営を真剣に考えるホームページ制作会社なら、様々なアイデアを出すことが可能です。

    こうした考え方は、「運営オペレーター」ではなく「Webマーケター」の存在が重要となります。反響を期待する制作会社選びなら、結果を出すために分析・改善を行える「Webマーケター」もしくは「Webマーケティングを得意とするスタッフ」が在籍するホームページ制作会社を選びましょう。

    反響対策

    近年、ホームページを作るだけでは反響を上げることが難しくなってきました。理由としては、①SEO対策の複雑化/②Googleマイビジネスの対策(MEO対策)の重要度アップ/③Web広告の活用/④SNSの活用 など、ホームページ以外の様々な分野において対策が必要だからです。今後のこの傾向はより強くなると予想され、反響を重視するなら作る以外の対策も行っている制作会社が生き残っていくと感じています。

    他社比較

    実際の比較は相見積を取るしかありません。同じ条件でどのような反応が返ってくるか、どういった見積を出してくるかで制作会社の良し悪しが見えてきます。単純に料金が高い・安いで判断せず、なぜ高いのか(安いのか)も確認したほうがより納得できる選択になります。比較をするためにも、できれば3~4社くらいの相見積がよいと考えますが、気に入った制作会社が見つかったなら1社のみに絞っても問題はありません。

    会社所在地の記載

    会社所在地が掲載されているかはWebで会社を探すときには大きな判断材料となります。
    所在地を掲載していないと「会社が実在すのるか」「掲載できない理由が何かあるのか」など見る方に不安や不信感を与えてしまいます。掲載しないなら、このマイナスを埋め合わせるだけの強みが掲載されていなければいけませんが、実質それはほぼ不可能に感じます。

    対応

    最終決定前に実際にお問い合わせして対応を確認したほうがより安全です。ホームページでどんなに良いことを謳っていても、実際に話すと何か違うと感じることがあるかもしれません。

    ぜひ確認しておきたい4つのポイント

    01.検索以外で知ったホームページ制作会社は一度検索して確認

    検索以外で知ったホームページ制作会社は一度検索して確認することをおすすめします。➊マップで上位にいた/➋ポータルサイトで見つけた/➌Web広告を見た/➍営業を受けた/➎知り合いの紹介 などが検索以外で知るルートです。

    検索のキーワードは会社名ではなく、「ホームページ制作 地域」や「web制作会社 地域」などホームページ制作関連のキーワードで確認します。ホームページ制作関連のキーワードで検索することで、制作会社のSEO対策の知識や取り組みがわかります

    02.制作実績を入念にチェック

    制作実績は制作会社の歴史です。古い制作実績から見ていくと、その制作会社の技術進化を確認できます。改善を重ねてきた制作会社であれば、古いホームページと新しいホームページで大きく異なっているはずです。

    また、古い制作実績があれば、それだけ長くお付き合いできる会社であるとも考えられます。だからこそ、古いホームページも含めより多くの実績を掲載していることは、制作会社選びのポイントとなります。

    制作実績のチェックポイント

    • 掲載数
    • 業種
    • デザイン性
    • 動きの多さ
    • 情報の充実度
    • ホームページの更新頻度(新着情報など)
    • 制作されたサイトも上位表示されているか(直近ではなく、公開から1年程度経過しているものを確認)

    03.制作会社選びではお客様の声も確認

    何が良かったのか確認できれば選ぶ際の良い判断材料になります。サイトに声を掲載できるのは関係が良い証拠。ホームページ制作会社と関係が良ければ、お互いの協力体制ができ、反響も出しやすい傾向です。

    円滑なやりとり/制作スピード(納期)/SEO対策/制作料金/提案内容/Web広告・MEOなどの対応範囲/反響状況/売上アップ など、声の中から読み取れると更に安心。

    Googleマイビジネスもチェック

    お客様の声や口コミはサイト内だけではありません。検索結果に出てくるGoogleマップ内に会社が紹介される「Googleマイビジネス」のチェックもおすすめ

    クチコミは端的なものが多いのですが、★1つ~★5つで評価が可能で、平均点も確認できます。できるだけ多く評価が入っていて、且つ平均点も高い制作会社は比較的安心して依頼できると思います。

    すべて鵜呑みにはできませんが、クチコミは重要な判断材料となります。

    Googleマイビジネスのチェックポイント

    • クチコミの数
    • 平均★数(★5が満点)
    • クチコミ内容
    • クチコミしているユーザー
    • クチコミに対する返信 など

    見分け方としては、自然でより具体的な状況や対応が書かれたクチコミが参考になります。
    MEO対策の業者が入っていたり、ツールを使用したりすると、不自然な点が生まれます。

    • 飛びぬけてクチコミの数が多い
    • クチコミの数が多いのに、評価がほぼ★5ばかり
    • クチコミへの返信が同じような文章
    • 質・量ともにダントツなのに、MEOで1位ではない

    クチコミの質もGoogleは把握しているようです。既にツールを使った投稿など、判別できる機能はGoogle以外でもあるので、Googleなら当然導入してそうです。

    04.契約を解約できるタイミングを確認

    いつ解約ができるのか知っておくことは大事。1年単位で契約更新といったケースも少なくありません。ビジネスクレジットやリースで契約する場合、5~7年間解約できない場合もあります。万が一、何らかの理由でホームページを閉じたとしても、支払いは残ってしまいます。たとえ信用できる会社と感じていても、長期契約は極力避けましょう。

    長期契約を避ける主な理由:

    • 対応に不満があっても縛られる
    • サイトは3~5年でリニューアルが望ましい
    • SEOなど大きな変化があっても対処が遅れる
    • 途中でサイトを閉鎖しても支払いは残る
    • 6年後に制作会社が残っているかわからない
    • 無理に解約するとその後の審査に影響

    など

    良いホームページ制作会社の選び方:まとめ

    自社が何を求めているかを考え、それに合った制作会社を探すと迷うことが少なくなります。その上で、いくつかの視点で制作会社を比較し、判断することがホームページ制作会社選びでは大事です。

    本サイト内には、「ホームページ制作会社の選び方」をまとめた別ページも作成しております。当社の体制もわかりやすく記載しており、アクセス数の多い人気ページとなっていますので、合わせて皆様のご参考になれば幸いです。

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