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「外部対策の重要性はわかるけど、何から手をつければいいかわからない」
「被リンク施策はペナルティが怖くて、一歩踏み出せない」
「代理店に見積もりを取ったら高額になり、社内稟議が通らない」
このような悩みを抱えているWeb担当者の方は多いのではないでしょうか。
SEOの外部対策は、確かに専門的な知識が必要で、間違った方法を実践するとペナルティのリスクもあります。しかし、正しい知識と方法を身につければ、限られた予算内でも十分な成果を出すことができます。
本記事では、SEOの本質を理解し、限られた予算で投資対効果を最大化するためのSEO外部対策を具体的に解説します。
施策ごとの工数・難易度・リスクも明確にお伝えするので、明日からのアクションプランが立てられるはずです。
さらに、社内承認を得るための根拠となるデータや事例、すぐに使えるテンプレートもご用意しましたので、ぜひ最後までお読みください。
より早く確実に成果を出したい場合は専門家へ相談することも有効な選択肢です。
サンゼンデザインではSEOに関する無料相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
目次 - Index -
15046文字
読み終わる時間の目安:約26分
外部対策はSEO対策成功の鍵を握る重要な要素です。
しかし、その本質を理解せずに施策を実行すると、時間とコストが無駄になるだけでなく、最悪の場合はペナルティを受けて、表示順位が大きく下がるリスクもあります。まずは基本的な知識から確認していきましょう。
SEO対策は大きく分けて、「内部対策」「外部対策」「コンテンツSEO」の3つの柱で構成されています。
対策の種類 | 目的 | 主な施策 | コントロール性 | 成果までの目安期間 | 費用感 |
---|---|---|---|---|---|
内部対策 | サイト内部の最適化 |
|
高い (自社完結) |
1~3ヶ月 | 低 |
外部対策 | 外部からの評価獲得 |
|
低い (他社に依存) |
5~6ヶ月以上 | 高 |
コンテンツSEO | 高品質なコンテンツ による評価獲得 |
|
高い (自社完結) |
2~4ヶ月 | 中 |
2025年現在のSEOでは、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の重要性がさらに強化されており、外部対策は、このE-E-A-Tを向上させる最も効果的な方法の一つです。
例えば、Experience(経験)は、外部サイトでの導入事例や顧客の声の紹介、あるいはユーザーレビューサイトでの高評価といった形で示すことができます。
Expertise(専門性)であれば、業界の専門メディアから記事が引用されたり、専門家から推薦コメントをもらったりすることで高まります。
また、官公庁や業界団体といった公的なサイトからリンクされたり、大手メディアで掲載されたりすることは、そのサイトのAuthoritativeness(権威性)を強力に裏付けます。
そして、これらの積み重ねが、複数の信頼できるサイトからの被リンクや、後述するNAP情報の一貫性といったTrustworthiness(信頼性)に繋がり、サイト全体の評価を確固たるものにするのです。
外部対策に「高額でよくわからない」といったイメージが根強い理由は、SEOの歴史的変遷と、それに伴う「費用」の性質の変化に深く起因しています。
2012年にGoogleのペンギンアップデートが実施される以前、SEO業界では検索順位を不正に操作する「ブラックハットSEO」が横行していました。当時の外部対策は、質より量が重視され、その手法は極めて機械的でした。
横行していた手法の例
2012年、Googleは検索品質を向上させるため、ペンギンアップデートという画期的なアルゴリズム更新を実施しました。これは、ユーザーにとって価値のない、順位操作目的のスパムリンクを厳しく評価し、ペナルティを課すものです。
もたらされた変化
ペンギンアップデート以降、Googleのアルゴリズムは進化を続け、現代の外部対策は「オンライン上での信頼関係づくり」と同義になりました。
質の高いサイトから「このサイトは信頼できる」「有益だ」と判断され、自然に紹介してもらう(リンクを獲得する)ためには、相応の地道な活動が不可欠です。これが、現代の外部対策に「費用」がかかる本質的な理由です。
以下5つの項目のうち、3つ以上該当する場合は外部対策の強化を検討しましょう。
チェック2
【参考】
・ Google Search Console
・無料ツール
・https://search.google.com/search-console/about
チェック3
【参考】
・アクセスSEO対策ツールズ
・無料ツール
・https://www.ispr.net/tools/power-rank-check
チェック4
チェック5
診断結果
2025年、AIの台頭により検索行動は変化していますが、外部対策の重要性はむしろ高まっています。その理由を3つのメリットとともに解説します。
ドメインパワーが向上すると、サイト全体にポジティブな影響が及びます。
外部対策はブランド認知度の向上につながります。
被リンクは直接的なトラフィック源にもなります。
ここからは、すぐに実践できる外部対策を、難易度や費用、期待効果別に解説します。
無料で実施でき、効果も早く現れるため最優先で取り組みましょう。
ビジネス名:正確な名称を使用(キーワードの詰め込みはNG)
新商品、キャンペーン、お客様の声などを継続的に発信
依頼用のQRコードを配布して投稿を促進
NAP(Name、Address、Phone)情報の統一は外部対策の基本です。
事業関連性の高いサイトからの被リンクは評価されやすいため、積極的に登録しましょう。
「業界名 寄稿募集」などでGoogle検索
相手メディアの記事を読み込み、読者層を理解
単なる宣伝ではなく、読者に価値ある情報(実践的ノウハウなど)を提供する
一次情報は他メディアに引用されやすく、被リンク獲得に大きく貢献します。
ユーザーの信頼性を高め、被リンク獲得にもつながります。
狙うキーワードで上位表示され、多くの被リンクを獲得している競合コンテンツを発見する。
そのコンテンツの弱点(情報が古い、網羅性が低いなど)を洗い出す。
文字数を1.5〜2倍に増やし、独自の図解や専門家のコメントを加えて「10倍良いコンテンツ」を作成する。
元記事にリンクしているサイトに連絡し、より優れた新しい記事があることを伝え、リンクの差し替えを提案する。
無料ツールなどを使い、業界の権威サイトや競合の被リンク元にあるリンク切れを発見する。
【参考】
リンク切れしているコンテンツと同等以上の代替コンテンツを自社で用意する。
サイト運営者にリンク切れを報告し、代替コンテンツとして自社記事を紹介する。
①被リンクを獲得しやすいテーマ
②主要な配信サービス
サービス名 | 特徴 | 費用目安 |
---|---|---|
PR TIMES | 国内最大級、高い信頼性、170媒体以上への転載期待 | 3万円/回〜 |
@Press | 老舗、地方紙に強い | 3万円/回〜 |
ValuePress | BtoB系に強い | 3万円/回〜 |
①共催ウェビナー
複数社の専門家でパネルディスカッションを企画し、各社のサイトで相互告知する。
②共同調査プロジェクト
関連企業と共同で調査を実施し、両社で結果を発表する。
③地域貢献イベント
地元企業と協働し、地域での認知度を高める。
計算ツール、契約書雛形、チェックリスト、診断ツールなどを提供し、利用時に出典明記を依頼することで、継続的な被リンクが期待できます。
統計データや複雑なプロセスを図解することで、SNSでの拡散力が高まり、多くの被リンクが期待できます。埋め込みコードを提供すると他サイトで使われやすくなります。
理論や手法を理解した上で、次に重要となるのが「実際の成果」です。
ここでは、企業が外部対策によって課題を解決し、具体的な成果を上げた事例をご紹介します。自社の状況と照らし合わせながら、成功のヒントを見つけてください。
施策
結果
引用元:https://liskul.com/seo-12973
施策
結果
引用元:https://webma.xscore.co.jp/columns/hamakko-kodomo-clinic-meo/
業界 | 中心戦略 | 具体的な施策例 |
---|---|---|
BtoBサービス業 | コンテンツマーケティング による専門性のアピール |
|
BtoC・小売業 | クチコミ・レビュー対策 |
|
地域密着型ビジネス | ローカルSEOの徹底 |
|
専門性の高い業界 (医療・法務等) |
権威性の構築と 分かりやすい情報発信 |
|
成果を求めるあまり、誤った手法に手を出してしまうと、時間と労力を無駄にするだけでなく、サイトの評価を大きく損なう危険性があります。
ここでは、Googleが明確に禁止している「リンクスパム」の具体例と、万が一ペナルティを受けてしまった場合の回復手順について解説します。リスクを正しく理解し、健全なサイト運営を心がけましょう。
検索順位を操作することを目的とした不自然なリンクは、すべてペナルティの対象となります。
万が一ペナルティを受けてしまった場合でも、冷静に手順を踏めば回復できる可能性はあります。慌てずに以下のステップで対処しましょう。
まずは、どのようなペナルティを受けているかを確認します。Search ConsoleにGoogleから直接通知が届く「手動ペナルティ」なのか、通知はなくアルゴリズムの更新によって順位が下落している状態なのかを切り分けます。(手動ペナルティの確認方法は後述します)
手動ペナルティの場合、Search Consoleの「セキュリティと手動による対策」セクションに警告メッセージが表示されます。
次に、警告内容やツールを使って、低品質なサイトからのリンクや不自然なリンクを特定します。特定したリンクは、Googleの「否認ツール」を使ってリンク評価から除外してもらいます。
SearchConsole 否認ツール https://search.google.com/search-console/disavow-links
有害なリンクの否認作業が完了したら、Googleに対して再審査をリクエストします。リクエストの際は、違反内容を認識していること、実施した改善策、そして再発防止策を具体的に記述して送信することが重要です。
施策を実行するだけでなく、その効果を正しく測定し、次のアクションに繋げることが成功の鍵です。
この章では、外部対策の成果を可視化するための重要な指標と、目標設定の考え方。そして分析に役立つツールについて具体的に解説します。
外部対策の成果を正しく測定し、次のアクションに繋げることは非常に重要です。ここでは、よく使われているSEO有料ツールと、追うべき3つの重要指標と目標設定の具体例をご紹介します。
【主要なSEO有料ツール比較】
ツール名 | 特徴 | こんな人におすすめ | 料金目安(月額) | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
Ahrefs |
|
被リンク分析をメインで行いたい方 | 19,900円〜 | https://ahrefs.jp/ |
Semrush |
|
SEO対策全般を1つのツールで行いたい方 | $139.95〜 | https://semrush.jp/ |
Moz Pro |
|
SEO初心者で、基本的な分析から始めたい方 | $99〜 | https://moz.com/ |
※本記事に記載されている各種サービスの料金は、2025年6月20日現在のものです。最新の情報や詳細なプランについては、各サービスの公式サイトにてご確認ください。
①被リンク数・参照ドメイン数
外部対策の根幹は、第三者のサイトから自サイトへ向けられる「被リンク」を獲得することです。
被リンクは、Googleがサイトの信頼性や権威性を評価する上で最も重要なシグナルの一つとされています。
特に、どれだけ多くの「異なるサイト(参照ドメイン)」からリンクされているかが評価に大きく影響します。
【補足】参照ドメインとは?
参照ドメインはリンク元サイトのドメインのことです。そのため、同じサイトから100本のリンクを受けても参照ドメインは「1」です。
単に数を増やせば良いわけではなく、自社と事業関連性や信頼性が高いサイトからのリンクを増やすことを意識しましょう。
②ドメイン評価の推移
サイトが検索エンジンからどれだけ信頼されているかを示す「ドメイン評価」の推移を追うことは、外部対策の成果を測る上で非常に重要です。
この指標は、Ahrefs社の「DR(ドメインレーティング)」やMoz社の「DA(ドメインオーソリティ)」といった主要なSEOツールで確認できます。
【補足】ドメイン評価(DR・DA)とは?
③自然検索流入数・指名検索数の増加
検索エンジン経由でのサイト訪問者数(自然検索流入数)の増加や、特に企業名やサービス名で直接検索される「指名検索」の増加は、ブランド認知度と信頼性が向上している強力な証拠となります。
【補足】なぜ指名検索が重要か?
指名検索で訪れるユーザーは、すでに自社の商品やサービスに高い関心を持っているため、コンバージョンに結びつきやすい傾向があります。
また、Googleは指名検索の多さをブランドの信頼性のシグナルとして評価していると考えられています。被リンク元のサイトから直接訪れる「参照トラフィック」の質も合わせて分析しましょう。
施策により異なります。短期的な成果を追い求めすぎず、継続することが重要です。
はい、直接的なSEO効果は限定的ですが、以下の価値があります。
属性 | 意味 | 主な使用例 |
---|---|---|
sponsored | 広告・有料リンク | アフィリエイト、広告記事 |
ugc | ユーザー投稿リンク | コメント欄、掲示板 |
nofollow | 推奨しないリンク | 上記以外 |
寄稿する前に人の目で監修が必要です。
目的と実装方法によります。
主な理由として以下の点が考えられます。
2025年、GoogleのAI Overviewなどの出現により、ユーザーの検索行動は大きく変化していますが、外部対策の価値はむしろ高まっています。
・信頼性の証明
AIは信頼できる情報源を重視するため、権威あるサイトからの被リンクは「第三者による評価の証」として、より重要になります。
・指名検索の重要性
「〇〇について△△社に聞く」という行動が増え、ブランド認知の重要性が高まっています。
・ソーシャルシグナルの価値向上
顧客レビューやSNSでの言及・拡散など、ユーザーが生成するコンテンツやシグナルが、間接的なSEO効果としてますます重要になっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事で解説したとおり、外部対策はサイトの権威性を高め、持続的な成果を出すために不可欠です。しかし、日々の業務に追われる中で、これらの施策を質の高いレベルで、かつスピーディーに実行するのは難しいと感じられた方も多いのではないでしょうか。
もし「施策の方向性は正しいか」「限られたリソースで効果を最大化するにはどうすればいいか」とお悩みでしたら、一度専門家の視点を取り入れてみることをお勧めします。
サンゼンデザインでは、貴社の状況に合わせた最適なプランをご提案する無料のWeb集客相談も承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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